【カラー抽出(色抽出)】

マイクロスコープなどで映し出した試料を、より見やすい状態にするために、カラー抽出(色抽出)という処理を行うことがあります。
「赤色以外の部分をモノクロ化する」などの方法で、「背景」と「試料」を分離し、見やすい状態にし、試料の個数を数えたり、面積・高さなどの測定を行いやすい状態にします。
グレースケール変換を行う前のカラー画像に、そのまま処理を行うことができるようになったのは、コンピュータの性能が向上したことの恩恵だと言えます。