【金属観察の目的と注意点】

金属は光を反射しやすいため、何の工夫もなく観察結果を表示するとハレーションを起こして見づらい結果しか得られません。
しかし、金属表面にできた傷や溶接部分の瑕疵などを見逃すと、機械が正常に作動しない、重大な故障につながるなどの問題が起こるのは明白です。
そこで、ハレーションを起こしづらいようにするため同軸照明を採用し、偏光フィルターを利用するなど見やすくする工夫が行われます。
金属顕微鏡という、金属観察のために開発された顕微鏡もあります。