【開口絞りを調整する方法】

開口絞りの状態が適切でなく、視野のコントラストに関する問題が起こっている場合、どうすればいいでしょうか?
まずは接眼レンズを取り外し、接眼レンズの無い状態で対物瞳を見ながら、開口絞りを絞っていきます。
対物瞳の直径に対して、開口絞りがおよそ70~80%程度に見えるようになるときが、最も観察に適した開口絞りの状態です。
この状態で接眼レンズをセッティングし直して使用するとよいでしょう。
なお金属顕微鏡の場合、高倍率の対物レンズを使用するときには、開口絞りをより絞って観察する必要があります。