11月, 2013年

【レリーフコントラスト観察のメリット】

2013-11-29

レリーフコントラスト観察のメリットは、サンプルを立体的に観察することができる点、そして卵子のようなある程度厚みのある標本を観察することもできる点です。

位相差顕微鏡を用いた観察でも、似たような像が得られるのですが、レリーフコントラスト観察を行うほうが、立体的に観察をすることができます。

また、プラスチック容器を使っての観察を行いたい場合は、微分干渉顕微鏡を使って観察することができませんが、レリーフコントラスト観察はプラスチック容器の中のものを観察することができます。

【レリーフコントラスト観察】

2013-11-28

レリーフコントラスト観察とは、透明な標本の像に明暗のコントラストをつけて観察するという方法です。

たとえば不妊治療として行われる顕微授精の際には、透明な卵子をこの方法で観察しながら行うようにしている施設も多いです。

またプラスチックシャーレに入れた細胞を生きたまま観察するにも向いているのがこの方法です。

レリーフコントラスト観察用の対物レンズとコンデンサを顕微鏡に装着することでレリーフコントラスト観察が可能となります。

【生物顕微鏡と金属顕微鏡】

2013-11-26

顕微鏡は、その用途によって「生物顕微鏡」「金属顕微鏡」の2つに分類することができます。

生物顕微鏡は医学や生物学の分野で用いられるもので、生体組織を薄く切り取った標本や細胞、細菌などを観察するために使われます。

また金属顕微鏡とは、金属表面や半導体などを観察するためのものです。

この2つの顕微鏡で大きく違うのは照明の方法です。

生体標本とは違って、金属表面や半導体などは光を透過しませんので、金属顕微鏡は対物レンズと同じ側から照明することになります。

バーチャル顕微鏡への期待

2013-11-25

バーチャル顕微鏡への期待は、医療の分野で特に高まっています。

というのは、デジタルデータ化されたバーチャルスライドは、データとして蓄積していくことができ、しかもデータが劣化することがありませんので、たとえば一人の患者さんの経過などを、克明に記録していくことができるのです。

また、大型のディスプレイなどに標本を映しだし、多くの医師たちが一度に観察することもできるため、学会発表やカンファレンスなどで非常に役立ちます。

【バーチャル顕微鏡とインターネット】

2013-11-22

バーチャル顕微鏡を通して観察され、スライドガラスデジタル化装置でデジタル化された画像は、インターネットを通して遠隔地で閲覧することもできるようになっています。

そうすると、期待が高まるのが「医療分野での活用」ということです。

たとえば、ある患者の病変部位を摘出してすぐに、画像データを遠隔地の病理医へ送信することで、遠隔迅速病理診断を行うことも可能になるかもしれません。

この分野に関して、「まだ十分な画質が得られず、正確な診断に至らない」という意見もあるのですが、今後期待が持てる分野と言えるでしょう。

遠隔顕微鏡

2013-11-21

遠隔顕微鏡とは、遠隔操作を行って顕微鏡観察をすることを可能にしたもので、光学顕微鏡にデジタルカメラ、電動ステージなどを追加したものです。

標本はデジタルカメラを通してディスプレイ、ウェブブラウザなどに映し出されることになり、インターネットを介して、同じ画像を複数の人が共有することも可能です。

特に、病理専門医がいない病院で術中迅速診断が必要な場合に、遠隔地の病理専門医と画像データを共有して、診断を仰ぐという方法が採用されつつあります。

スライドガラスデジタル化装置

2013-11-20

バーチャル顕微鏡で観察した画像は、ディスプレイに表示されますが、そのためにはスライドガラスにのっている標本を撮影し、デジタル画像に変換するという過程が必要です。

スライドガラスデジタル化装置はバーチャルスライド作製装置とも呼ばれ、この装置によってスライドガラス全体が撮影されて、ディスプレイに表示されることになるのです。

パソコンなどに導入されたソフトウェアを用いて、標本の観察が行われ、多くのソフトでは、倍率を変える事、観察部位を移動することなどができるようになっています。

【バーチャル顕微鏡】

2013-11-19

バーチャル顕微鏡(バーチャルマイクロスコープ)とは、光学顕微鏡で観察した画像をデジタル化し、ディスプレイ上で観察するというタイプのもので、「バーチャル顕微鏡」という呼び名は、生物顕微鏡の分野で使われることが多いです。

実はバーチャル顕微鏡を作るために使われる技術(光学系技術、画像処理技術、その他)は、日本が世界の最先端を行っている分野でもあります。

しかし、バーチャル顕微鏡の導入が日本では遅れがちであることも、一方で事実です。

【ハードディスクレコーダ使用のメリット】

2013-11-18

デジタルマイクロスコープは、パソコン等に接続して、観察した画面をディスプレイに映し出して確認をすることになります。

しかし、観察現場にパソコンを持っていくというのは大変ですので、最近は「ポータブルハードディスクレコーダ+ディスプレイ」とマイクロスコープを接続して、観察するという方法が選べるものも増えています。

後ほど、ポータブルハードディスクレコーダに記録した画像は、パソコンに転送することもできます。
                 

【有機ELディスプレイのデメリット】

2013-11-15

「有機ELディスプレイ」は、従来の液晶ディスプレイの欠点を克服している存在として、注目を集めてきました。

しかし、どんな製品にもデメリットはあるものです。

液晶ディスプレイは、見づらい場合にバックライトを明るくするという方法が使えましたが、有機ELディスプレイはバックライトを使っていませんので、明るさに限界があるということも考えられます。

また画面の「にじみ」が感じられることがあり、特にエッジがはっきりしたものを映し出すときに、にじみが気になるというケースが多いと言われています。

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