遠隔顕微鏡

遠隔顕微鏡とは、遠隔操作を行って顕微鏡観察をすることを可能にしたもので、光学顕微鏡にデジタルカメラ、電動ステージなどを追加したものです。

標本はデジタルカメラを通してディスプレイ、ウェブブラウザなどに映し出されることになり、インターネットを介して、同じ画像を複数の人が共有することも可能です。

特に、病理専門医がいない病院で術中迅速診断が必要な場合に、遠隔地の病理専門医と画像データを共有して、診断を仰ぐという方法が採用されつつあります。