バーチャル顕微鏡への期待

バーチャル顕微鏡への期待は、医療の分野で特に高まっています。

というのは、デジタルデータ化されたバーチャルスライドは、データとして蓄積していくことができ、しかもデータが劣化することがありませんので、たとえば一人の患者さんの経過などを、克明に記録していくことができるのです。

また、大型のディスプレイなどに標本を映しだし、多くの医師たちが一度に観察することもできるため、学会発表やカンファレンスなどで非常に役立ちます。