【架橋固定とは?】

生体標本を固定するためには、生体に含まれる酵素がそれ以上働かないようにして、腐敗などの変化を抑える必要があります。

また、ゲルやゾルの状態にある物質を、固体にすることで、組織の形が変わらないようにすることができます。

これらの変化を起こさせるために、様々な薬品を使う方法や、熱や圧力を加えるという方法があります。

架橋固定と呼ばれる方法は、生体分子間に共有結合を作るという方法で、生体標本の固定を行うものです。