4月, 2014年

【ダイナミックレンジは広いほうが良いか?】

2014-04-25

「ダイナミックレンジが広い」ということは、白とびを起こす寸前から黒つぶれの現象を起こしてしまうまでの範囲が広いということになり、人間が肉眼で見た光景に近い画像を撮影できることになります。

ただ、ダイナミックレンジが広いカメラで撮影した画像は、コントラストがない印象になってしまい、人間の肉眼で見た印象から離れた画像になってしまう場合もあります。

なお、画像処理ソフトで、複数の画像を合成し、より広いダイナミックレンジを表現するという方法もあります。

【ワイドダイナミックレンジ機能とは?】

2014-04-24

ダイナミックレンジとは、「一度に識別可能な、シグナルの最小値と最大値の比」を表す言葉で、カメラの場合は、「映像素子に入る光のうち最も明るい部分から最も暗い部分までの中で、映像素子が識別できる明暗の差の幅」を言います。

ダイナミックレンジが大きければ、それだけ明暗の差をはっきりと映しだすことができます。

デジタルマイクロスコープ MS-200のワイドダイナミックレンジ機能は、シャッタースピードを変更しながら、異なる明るさの画像を撮影し、それらをもとに1枚の画像を生成するという方法をとります。

【ハレーション除去機能とは?】

2014-04-23

ハレーションとは、標本を観察した際、照明を反射する力が強い部分がぼやけて表示されてしまう現象で、マイクロスコープで金属をふくむ部品等を撮影した場合などに、気になる現象です。

デジタルマイクロスコープ MS-200はハレーション除去機能を持っていますので、ディスプレイに映し出される画像は、標本に忠実な像となります。

なお、ハレーションを起こさないよう、標本に直接照明を当てるのではなく、間接照明で観察する方法なども工夫されています。

【デジタルマイクロスコープ MS-200の画像連結機能】

2014-04-22

デジタルマイクロスコープ MS-200は、異なる視野で撮影した画像の中で、重複する部分を自動的に判別し、画像どうしを連結する機能を持ちます。

高倍率で観察しようとすれば、それだけ視野が狭くなることが一般的ですが、画像連結機能を利用すれば、高倍率で広い視野を得ることができます。

また、画像の連結に必要な「重なり」の部分、いわば画像同志の「のりしろ」にあたる部分の判別は、ソフトウェアの側が自動的に行いますので、手動で視野を格子状に移動させるといった手間は必要ありません。

【デジタルマイクロスコープ MS-200の計測機能】

2014-04-21

デジタルマイクロスコープ MS-200は、標本を観察しながら様々な計測をリアルタイムで行うことができる点が、大きな特徴です。

基本計測としては、「2点間距離(始点と終点の距離を計測)」「平行線間距離(平行線間の距離を計測)」「ポリゴンライン距離(直線や曲線のラインの距離)」など21種類の計測を行うことができます。

図形間計測も7種類の機能を備えており、2つの直線から交点を求め描画する機能や、2つの直線の角度を計測する機能などを持っています。

【デジタルマイクロスコープ MS-200】

2014-04-18

朝日光学のデジタルマイクロスコープ MS-200は211万画素CCDカメラによる高解像度での精細な観察を可能にした製品です。

また、標準時のフレームレートは15F/秒、最高60F/秒であり、観察対象を映し出す画像はごく自然でなめらかなものです

レンズオプションは0~5000倍まで幅広い倍率を実現しており、実体顕微鏡、金属顕微鏡、生物顕微鏡、電子顕微鏡(SEM)の低倍率領域まで様々な用途に使用することができます。

標本を観察して得られた画像は、静止画・動画のいずれの形でも記録することができます。

【CMOSセンサと欠陥画素】

2014-04-16

CCDセンサに対して、費用が安く、高解像度の画像が得られることなどのメリットがあるCMOSセンサが広く使われるようになってきました。

ただ、CMOSセンサは欠陥画素が発生することが多く、製品のキズ・異物などを発見するために撮影を行う場合は、欠陥画素とキズ・異物の見分けがつきにくいなどのトラブルが起こります。

カメラ内部で、欠陥画素の補正をした画像を映し出すという機能を持つものもありますが、精密な検査を行いたい場合などは、向いていないのがCMOSセンサと言えるでしょう。

【ラインセンサが役立つ場面】

2014-04-11

ラインセンサは高解像度の画像が得られますが、エリアセンサのような四角い画像ではなく、細長い画像しか得られません。

このことは、円筒状のものを筒面に沿って観察する場合には、どの部分で高画質の観察結果が得られます。

また、円筒の撮影時にはどうしても「影」ができてしまいますが、ラインセンサで円筒の周りを撮影する場合には、影が映り込まない画像が得られるというメリットがあります。

コピー機のセンサの動きのように、撮影対象物との距離を一定に保って撮影することができれば、非常に鮮明な、一続きの画像が得られます。

【エリアセンサとラインセンサ】

2014-04-10

カメラの中で、二次元的な画像を映し出せるようにCCD素子が配置されているものを「エリアセンサ」と言い、デジタルカメラや携帯電話などについているカメラはこのタイプです。

一方で、ラインセンサといって、一次元的な画像を撮影するようCCD素子が横一列に配列されているものもあり、例としてコピー機のセンサがあります。

ラインセンサで、広い範囲を撮影するためには、コピー機でプリントするときのように、カメラを動かす必要がありますが、エリアセンサより高解像度での撮影が可能です。

【収縮処理と膨張処理】

2014-04-04

モフォロジー処理は、収縮処理と膨張処理を組み合わせて、画像上のノイズ(図形の小さな穴、孤立点など)を除去したり、境界線の凹凸を滑らかにしたりする処理です。

このうち収縮処理とは、図形の境界部分にある画素の値を、すべて背景成分の画素の値に変換し、図形を縮めるという処理です。

逆に膨張処理は、図形の境界線と接する背景部分の画素を、一画素分だけ図形を膨張させる処理をいいます。

ただし、これらの処理によって元の図形の連結性が損なわれる可能性もありますので、全ての図形に行える処理ではありません。