【ラインセンサが役立つ場面】

ラインセンサは高解像度の画像が得られますが、エリアセンサのような四角い画像ではなく、細長い画像しか得られません。

このことは、円筒状のものを筒面に沿って観察する場合には、どの部分で高画質の観察結果が得られます。

また、円筒の撮影時にはどうしても「影」ができてしまいますが、ラインセンサで円筒の周りを撮影する場合には、影が映り込まない画像が得られるというメリットがあります。

コピー機のセンサの動きのように、撮影対象物との距離を一定に保って撮影することができれば、非常に鮮明な、一続きの画像が得られます。