【オルソスコープ観察】

偏光顕微鏡での観察には「オルソスコープ観察」と「コノスコープ観察」の2種類があります。

このうちオルソスコープ観察は、コンデンサやベルトランレンズを使用せず、照明の開口数は小さく、4倍~10倍程度の対物レンズを使って、試料の複屈折性を観察します。

試料は、光学顕微鏡で観察した際のように形としてみることができます。

オルソスコープ観察の中には、偏光子・検光子の使用・不使用のやり方によってオープンニコル、クロスニコルという2つの方法があります。