【偏光子と検光子】

偏光顕微鏡で、コンデンサ部に設置される偏光板のことを「偏光子」「ポラライザ」と呼びます。

これは、光源から試料にあたる光を直線偏光にするための偏光板であり、かつてはニコルプリズムというものが使われていましたが、現代では安価な偏光フィルムが手に入りやすくなり、偏光フィルムをガラス板で挟んだものが、偏光子として用いられることが増えました。

検光子は変更しの偏光振動面と90度になるよう配置できる偏光板で、不要な場合には取り外すこともできる構造です。