【オープンニコル、クロスニコル】

オルソスコープ観察を行う時、偏光子のみを使って観察を行う方法を「オープンニコル」、検光子も差し込んで観察を行う方法を「クロスニコル」と呼びます。

オープンニコルの状態では、レンズを通してみた視野は明視野に見えますし、クロスニコルの状態では暗視野に見えます。

いずれの方法でも、ステージを回転させることで、試料の角ごとに増光・減光が起こり、紫色・緑色・青色・白色・オレンジ色などの干渉色が観察されます。

鋭敏色板は、干渉色の変化をよりはっきりと観察したい場合に使います。