【光学顕微鏡と照明装置(その2)】

顕微鏡の光源は、外部の光の影響を受けることのないようなものであることが、望ましいでしょう。

なぜなら、外部の光が観察するものに照射されることによって、映し出される色や形状が本来の姿とは異なったものとなる可能性があるためです。

同じ理由で、均一でない照射状態を持つ照明や、安定していない光源を使用することで、観察している範囲内に光ムラなどができたり、観察のたびに色味や明るさが異なったりして、正しい観察結果が得られません。