【顕微鏡的多発血管炎について】

人間の体内には、顕微鏡で観察しなければならない微細な血管が存在し、生命の維持に重要な役割を果たしています。

しかし、これらの微細な血管の血管壁に炎症、出血、血栓の形成などのトラブルが起こることが原因で、臓器や組織に十分な血液が流れ込まないという状況が起こる病気があり、「顕微鏡的多発血管炎」と呼ばれます。

特に、腎臓や肺の微細な血管が壊死するということが特徴的で、正しく治療を受けなければ生命にかかわる病気です。

なお、治療費については公費負担を受けることができます(認定基準あり)