【位相差顕微鏡開発とノーベル物理学賞】

現在、ナノテクノロジーの分野で大いに貢献している様々な顕微鏡を開発した人の中に、ノーベル物理学賞を受賞した人がいます。

たとえば、位相差顕微鏡を発明したフリッツ・ゼルニケ(オランダ)は、1953年に受賞しており、彼の発明によって生物細胞を染色せずに観察をすることができるようになったのは、大きな出来事でした。

また日本でも大きな問題となった「石綿(アスベスト)」の検出には、位相差顕微鏡が非常に役立つことになります。