【青色LEDとノーベル賞】

顕微鏡の照明として使用されることが増えたLEDですが、2014年のノーベル物理学賞を受賞したのは、青色の光を発するLEDを開発した日本人でした。

1962年には赤色の光を発することのできるLEDが発明され、その後、黄色や緑のLEDが開発されましたが、青色の光だけは発色が弱いなどの理由で長く実用化に至らず、1993年になってようやく、赤、緑、青という光の三原色が揃いました。

LED照明は消費する電力量が少ない上に、寿命も長いといった理由で、普及することになりました。