【暗視野照明でダイヤモンドを観察】

ダイヤモンドの品質は「4C(カット、カラー、クラリティ、カラット)」の4つのグレードで判断されます。

このうち「クラリティ」とは、インクルージョンの量を表すもので、顕微鏡は暗視野照明を用い、10倍に拡大して検査を行います(必要があればさらに倍率を上げて検査することもあります)。

ただ、宝石鑑定士から見てクラリティグレードが同じであっても、インクルージョンの位置や、顧客がインクルージョンについてどう考えるかは個々のケースで違います。

そのため、商品として宝石を選ぶときには、クラリティ以外のグレードも考慮することが大切になります。