2月, 2015年

【粗動上限ストッパーの調整法】

2015-02-26

粗動上限ストッパーの位置を調整するためには、まず低倍率の対物レンズを用い、粗動上限ストッパーを解除した状態でピントをあわせます。

ピントがあった位置で粗動上限ストッパーをロックし、対物レンズを高倍率のものに変えます。

微動ハンドルでピントを合わせられることを確かめた後に、粗動ハンドルでステージを下げます。

その後、低倍率のレンズを用い、再びステージを上げると粗動上限ストッパーの位置でステージは止まるはずであり、この位置が粗動上限ストッパーの最適な位置ということになります。

【ピントが合わないとき】

2015-02-25

顕微鏡には「粗動上限ストッパー」が設けられており、ステージが必要以上に上昇しない工夫がされています。

粗動上限ストッパーがあるために、特に高倍率の対物レンズとステージが衝突することを防ぐことができるのです。

しかし、適切でない位置でしかステージを動かせないように粗動上限ストッパーが設定されていると、ピントを合わせることができません。

そのため、ピント合わせができないと感じたら、粗動上限ストッパーを調整する必要があります。

【いつもと違う色に見える?】

2015-02-23

顕微鏡はフィルタを用いて、光源が発する光を太陽光に近い状態に変えるという役割を担っています。

もしも「顕微鏡の視野がいつもとは違う色に見える」という場合は、フィルタが正しく使われていない、場合があります。

透過照明、落射照明のいずれで観察するかによって、顕微鏡のどこでフィルタを使用すべきかが変わってきます。

また、視野が明るすぎると感じて光源の電圧を下げ過ぎると、視野が黄色っぽく見えることがありますので、減光フィルタを用いるという方法を試してみましょう。

【顕微鏡のメンテナンスが必要な時期とは?】

2015-02-20

顕微鏡のメンテナンスが必要なのは「汚れたとき」が基本ですが、仮に長期間使用していない顕微鏡であっても、カビ等の影響で明瞭な視野が得られなくなることはあります。

「見えづらい」と思った時が、メンテナンスの必要な時です。

ただし、「見えづらい=レンズに問題がある」とは限らず、たとえば照明装置の問題や、光軸やステージに不具合が起こっていることもあります。

レンズを拭いても明瞭な視野が得られない時、他の原因をチェックし、どうしても解決できない場合はメーカーに相談する必要が出てくるでしょう。

【顕微鏡の可動部のメンテナンス】

2015-02-19

顕微鏡の可動部、たとえば粗動装置で上下動する部分やコンデンサーの上下動する部分などには特殊なグリスが使われており、グリスが乾燥すれば動きづらくなります。

そのまま無理な力を加えて動かしていると、ギアの破損など取り返しのつかない事態になります。

グリスが乾燥しているというサインは、たとえばハンドルの動きが重くなる、ピントが合わせ辛くなるという形で現れます。

グリスを使ってのメンテナンスは、メーカーに依頼しなければならないケースもありますので、取扱説明書をよく読んで、無理なメンテナンスは行わないようご注意ください。

【レンズを拭く際の注意点】

2015-02-18

顕微鏡のレンズを拭く場合は、まず「小筆、刷毛などでゴミを取り除く」ことから始めます。

ゴミの上からレンズペーパー等で擦ってしまうと、レンズにキズがついてしまう可能性があるからです。

ゴミの位置確認には、ルーペを用いる方法、もしルーペがなければ接眼レンズをルーペのように用いるという方法があります。

そして、レンズは「内側から外側へ」拭くようにします。

こうすると汚れが外側に集まり、取り除きやすくなるからです。

【レンズを拭く道具の事前準備】

2015-02-17

顕微鏡のレンズをメンテナンスするために、刷毛・小筆などの汚れを取り除く道具、レンズを拭くためのレンズペーパー、専門の不織布、ガーゼ、レンズペーパーを巻き付けるための綿棒やピンセットが必要となります。

このとき、小筆・刷毛などは事前に洗浄しておき、これらの道具が原因でレンズが汚れてしまうこと、レンズに傷をつけてしまうことのないようにします。

またレンズを拭くのにガーゼを使用するなら、事前に洗って柔らかい状態となったものを使いましょう。

【レンズのカビに注意すべき時期とは?】

2015-02-16

顕微鏡のレンズを3年ほど使用すると、どうしてもカビが発生してしまい、カビが原因で「見えづらい」ということも起こり始めます。

カビは顕微鏡を使用せずに保管していた場合にも発生し、そのまま放置すると、酸によってレンズのコーティングなどが侵され、レンズが風化してしまいます。

また、カビが視認できる状況となってからカビの除去を行うと、その跡がレンズに残ってしまい、観察に支障をきたす場合もあります。

そのため、レンズのメンテナンスは「汚れたときはその都度」「使用しない場合も少なくとも3年に一度は」行っていくのが良いでしょう。

【顕微鏡メンテナンスと場所選び】

2015-02-13

顕微鏡のメンテナンスは、清潔な環境で行うことが大事です。

顕微鏡を長い間、使用しているレンズ等にカビが生えてしまうことがあり、それらを取り除くためにメンテナンスを行うのですが、その環境が整っていないと、ますますカビが生えやすくなってしまいます。

具体的には湿気がない、温度変化が少ない場所を選ぶようにしましょう。

そして、細かい部品などが使われているのが顕微鏡ですので、それらが作業台から転がり落ちないよう、傾きのない場所を選んで作業してください。

【メンテナンス前に確認すること】

2015-02-05

顕微鏡のメンテナンスは「見づらい」と感じたときに、できるだけ早く行うことをお勧めします。
とはいえ、どこにゴミや汚れがあるのかを確認せずに、やみくもにメンテナンスを始めると、洗浄後の成果が分かりづらく不安が残ります。

まず顕微鏡の開口絞りを最小にし、ゴミ・汚れを見やすい状態を作った上で、接眼レンズを覗きながら、接眼レンズの上面を動かしてみます。

このときゴミ・汚れが動いて見えたら、接眼レンズが汚れていることになります。

この他にも、対物レンズ、コンデンサ上面、窓レンズ上面、フィルタなどに汚れが付着している可能性があるため、各部位を動かしながら、ゴミがどのように見えるか確かめましょう。

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