【きず・傷・欠陥の違い】

非破壊検査において発見された「きず」が、ひらがなで「きず」と表記される場合と、「傷」「欠陥」と表記される場合では意味合いが異なります。
「きず」は、非破壊検査の全てが終了して、合否が分かるまで、その「きず」が有害であるかどうかが分からないため、柔らかい印象の表記が行われるのです。
いっぽう「傷」「欠陥」などの表記は、「有害なものである」という印象が強くなってしまいますので、検査の結果「有害な存在である」と判明した場合に、「傷」「欠陥」と書かれることになります。