【スンプ法の手順】

スンプ法は、昭和10年頃に日本のグンゼ製紙株式会社・鈴木純一氏が考案した方法です。
まずは点検・観察したい面を研磨し、エッチングを行い、その部位をアセチルセルローズ膜などに転写します。
そのアセチルセルローズ膜を光学顕微鏡などで観察して、傷や劣化の有無について確認するというのがスンプ法の手順です。
検査の結果がその場で観察できるというメリット、そして、機械・装置などを構成する金属材料などを削り取らなくても検査ができるというメリットがあります。