【画像を見やすくする処理】

マイクロスコープを通して得られた資料の画像は、観察に支障が出ないように様々な処理を施されます。
収縮処理とは、図形の境界部分にある画素の値を、すべて背景成分の画素の値に変換し、図形を縮めるという処理です。
逆に膨張処理は、図形の境界線と接する背景部分の画素を、一画素分だけ図形を膨張させる処理をいいます。
そして縮小処理、膨張処理を組み合わせ画像上のノイズを除去したり、境界線の凹凸を滑らかにしたりする処理をモフォロジー処理と呼びます。