【プログレッシブ化】

インターレース方式で伝送された画像の、空いている走査線部分を、同時に表示する技術を「プログレッシブ化」と呼びます。
空いている走査線部分の画像情報が欠落しているため、上下の走査線の情報や、過去に表示された走査線の内容をもとに計算し、表示が行われます。
画質を向上させるためというよりも、インターレース方式のデメリットである「ちらつき」を防止するという目的で行われるものです。
また、上下の走査線の情報をもとに空いている走査線部分を補完するより、過去や未来の情報から現在の情報を表示するという方法のほうが、高い解像度の画像が得られると言われています。