【偏光顕微鏡とは?】

物体がもつ「偏光性」を観察するために開発されたのが「偏光顕微鏡」です。
偏光とは「光が振動する方向性」のことを表す言葉で、私達の目に通常飛び込んでくる「光源からの光」はランダムな方向に振動しています。
そして、人間の目はそのままでは偏光性を識別・観察することができません。
偏光顕微鏡とは、物体の内部構造、結晶構造などに応じて変化する「偏光性」を観察することができる顕微鏡です。
結晶構造や分子構造を観察するために、偏光顕微鏡は非常に役立ちます。