3月, 2016年

【コンタミの自動測定】

2016-03-31

コンタミを観察し、その大きさを自動的に測定するコンタミ解析装置というものがあります。
その仕組みは、精度の高いカメラで撮影したコンタミの長さ・厚み・材質・面積・個数などを解析するというものです。
特に、自動車メーカーなど耐久性、安全性の高い部品、製品を必要とするメーカーなどでは、微細なコンタミまで検出できる装置が必要です。
金属顕微鏡やデジタルマイクロスコープで細部まで観察するとともに、画像処理も適切に行われる必要があるのです。

【金属製品とコンタミ】

2016-03-30

産業界においては、加工された金属・非金属部品に、加工後に残留する付着異物のことを「コンタミ」と呼びます。
そして、コンタミを放置したまま製品を出荷してしまうと、製品・部品の信頼性・耐久性が保てなくなるため、コンタミ除去の様々な技術が開発されています。
マイクロスコープで観察・撮影して検品する方法の他、洗浄液を用いて液中にコンタミを捕獲する方法などもあります。
なお、コンタミとして残留してしまうのは、加工の過程により生じた金属のクズ、油脂、繊維など様々なものがあります。

【「コンタミ」とは?】

2016-03-29

科学実験を行う際「実験を行っている環境に、混入すべきでない物質が混入した」という状態のことをコンタミ、コンタミネーションという言葉で表現します。
コンタミネーションは「汚染」という意味の言葉です。
また、製造業のいては製品を生み出す過程で生じてしまった異物混入、あるいは異物が混入した製品のことを「コンタミ」と呼びます。
コンタミを放置すると、製品の信頼性や耐久性の低下につながるため、マイクロスコープなどを使って出荷前のコンタミ解析を厳密に行わなければなりません。

【マイクロスコープと実体顕微鏡】

2016-03-28

実体顕微鏡は、試料を加工することなくそのままの状態で観察するために開発された顕微鏡で、倍率としては2~30倍程度と低めですが、試料を薄切りなどに加工する必要がありません。
光学顕微鏡・マイクロスコープは倍率を数十倍~数百倍にできること、そしてマイクロスコープと呼ばれるものは、モニターに映し出された画像を観察するタイプのものであり、実体顕微鏡のように「試料を直接見ている感覚」はありません。
観察目的、必要な倍率などに応じて使い分ける必要があります。

【分光法】

2016-03-25

ある物質に光・電磁波を照射した場合、特定の波長のものは物質に吸収され、また別の特定の波長のものは物質から放出されるという現象が起こります。
吸収・発光(放出)の強度を記録した「スペクトル」は、物質によって異なるため、スペクトルを分析することで、分析したい物質がいったい何であるのかを知ることができます。
このような方法を分光法と言い、光源としてはハロゲンランプ、キセノンランプ、重水素ランプなどが用いられます。

【ナトリウムランプ】

2016-03-24

ナトリウムランプは、ナトリウム蒸気を充填したガラス管のなかでアーク放電を起こさせ、その発光によって明るさを得るもので、水銀灯と似た仕組みを持ちます。
ナトリウムランプは高圧水銀灯と同じく1936年に開発されたもので、ナトリウムランプは、トンネルなどに設置されているオレンジ色のランプというイメージが強いかもしれません。
かつては単色発光しかできなかったのですが、現代では白熱電球に近い光が得られる製品も登場しています。

【メタルハライドランプ】

2016-03-23

メタルハライドランプは、水銀とハロゲン化金属の混合蒸気のなかでアーク放電を起こさせ明るさを得るもので、水銀灯の1種に分類されることもあります。
メタルハイドランプは明るく、電力の消費量が少なく長寿命であり、スポーツ施設のナイター照明や商業施設の照明などにも広く使われています。
ただし、メタルハライドランプを使用するためには特殊な設備が必要であり、それを備えている場所でなければ、使用できないというデメリットがあります。

【高圧水銀灯】

2016-03-22

蛍光観察に使われることがある「高圧水銀灯」とは、ガラス管に水銀蒸気を封入し、その中でアーク放電を起こして光を得る仕組みになっています。
演色性が劣ることが水銀灯のデメリットであり、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプなどが水銀灯に変わる光源として使われるようになっています。
高圧水銀灯は主に光源として用いられますが、低圧水銀灯にも様々な用途があり、発生する紫外線によって殺菌、オゾン発生、樹脂硬化、分光分析などを行うために用いられています。

【蛍光顕微鏡の光源】

2016-03-18

蛍光顕微鏡は、一般的な光学顕微鏡とは違い、試料が発する蛍光・燐光現象を観察するための顕微鏡です。
光源も、超高圧水銀灯やキセノンランプを用いたり、紫外線を発するタイプの光源、あるいはレーザー光などを使うことになります。
蛍光観察を行う場合には特に、外部からの光の影響を受けないようにすること、強すぎる照明が原因で染料(試料を染色するのに使う)が褪色し、観察結果に影響が出るといったトラブルに注意が必要です。

【キセノンランプ】

2016-03-17

キセノンランプは、フィラメントを使うタイプの電球とは違い、ランプの内部にキセノンガスを封入し、ガス中で放電現象を起こさせることで明るさを得る仕組みのランプです。
キセノンランプには、フィラメントを使うものに比べて消費電力が低いこと、また、フィラメントが切れることがないため、キセノンランプのほうが寿命が長いことなどが特徴です。
ただし、キセノンランプを使用する場合には、紫外線が強いことや、光そのものが強いことから、人間の目や肌に有害な刺激を与えてしまう場合があります。

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