【「きず」の種類】

非破壊検査では、様々な「きず」を発見することが大きな目的となりますが、きずにもいくつかの種類があります。

表面にできる「きず」のうち、丸みをおびた何かで傷付けられたものを「デント」、角のあるもので傷付けられたものを「ニック」と呼びます。

また傷の深さによって、「スクラッチ」「クラック」に分類されますし、表面には見えない位置にある傷は「ボイド」と呼ばれます。

マイクロスコープ、X線、超音波などを用いて非破壊検査を行うことで、有害なきずを検出し機械・装置などの故障を未然に防ぐことが大切なのです。