【拡散反射】

拡散反射とは、入射した光が様々な方向に反射されることをいい、たとえば表面に細かな凹凸のある観察対象物は、光があらゆる方向に反射する拡散反射が起こります。

多くの観察対象物では、拡散反射と鏡面反射(正反射)の両方が起こっているのですが、その割合はそれぞれの物で異なります。

「表面にツヤがある」と感じられる観察対象物は鏡面反射の割合が多く、「表面にツヤがない」と感じられる対象物は、拡散反射が多く起こっているのです。