【架橋固定に使われる薬品とは?】

架橋固定によく使われる薬品は「アルデヒド」に分類されるもので、ホルムアルデヒド(ホルマリン)は非常に有名です。

またホルムアルデヒドに比べて、より遠くにあるたんぱく質の間を架橋することができ、固定する力が強いのがグルタルアルデヒドです。

用途などに応じて使い分けられたり、両方の性質を利用するために混合して用いられることもあります。

また酸化剤を使用して固定する方法もありますが、標本が黒化してしまうことから、光学顕微鏡で観察する標本には使われません。