【血痕検査(予備試験)】

テレビドラマや推理小説で「血痕がある場所・その形状などをもとに、どこが本当の事件現場だったのかを推定する」ということが行われます。

この前提として「床や壁に付着したものが、本当に血痕なのかを確認する」という作業が必要です。

「ルミノール反応」という言葉が知られるようになりましたが、これは「その付着物が血液に間違いがないか」を調べるための検査であり、血痕検査の中では「予備試験」として行われるものです。

他にも肉眼や拡大鏡などで観察すること、ロイコマラカイト・グリーン検査などの試験を行って血痕かどうかを判定します。