【EDガラスの歴史】

ドイツの物理学者、光学機器製作者として知られるフランホーファーは、ガラス磨き職人の息子として生まれ、ガラス製造工場で働いていたこともあります。
そのフウランホーファーがEDガラスを試作したこともありますが、このガラスは腐食に弱いことが分かり、実用性に乏しいものでした。
蛍石レンズに先を越された感のあるEDガラスだったのですが、1960年代になるとEDガラスの実用品が開発され、その後は日本の光学メーカーなども盛んに開発に取り組むようになり、気候の影響をできるだけ受けず、価格も安いものが製造されるようになっています。