【凍結切片標本】

凍結切片標本は、クリオスタット(クライオスタット)を使って試料を凍結させ、ミクロトームで薄切りにしたものです。

パラフィン切片法に比べて、試料を早く処理し、観察しやすい状態にすることができるので、たとえば手術中に病気の診断を行わなければならないといった状態では、パラフィン切片法よりも、凍結切片を作成する方法がとられます。

また、電子顕微鏡を使って試料を観察したい場合には、凍結切片標本のほうが向いています。