【警察の鑑識課とは?】

鑑識の分野では試料の分析のために、顕微鏡が活躍しています。

何か事件が起こった時、犯人が残していった手がかりを収集・分析するのが、警察の鑑識課の仕事です。

現場で足あとや髪の毛、衣服の繊維、指紋などを実際に採取するとともに、「残された繊維がどのような種類のものか」を分析したり、指紋を保存されているデータと照合して、犯人の特定につながるかどうかを調べたりします。

なお、現場で調査をする刑事たちは、鑑識の基礎知識を持っており、自らが証拠の採取を行うこともありますし、鑑識課の職員が出動する場合、現場を踏み荒らすなど鑑識課員の活動の妨げになったりしないように行動しています。