【メンテナンス前に確認すること】

顕微鏡のメンテナンスは「見づらい」と感じたときに、できるだけ早く行うことをお勧めします。
とはいえ、どこにゴミや汚れがあるのかを確認せずに、やみくもにメンテナンスを始めると、洗浄後の成果が分かりづらく不安が残ります。

まず顕微鏡の開口絞りを最小にし、ゴミ・汚れを見やすい状態を作った上で、接眼レンズを覗きながら、接眼レンズの上面を動かしてみます。

このときゴミ・汚れが動いて見えたら、接眼レンズが汚れていることになります。

この他にも、対物レンズ、コンデンサ上面、窓レンズ上面、フィルタなどに汚れが付着している可能性があるため、各部位を動かしながら、ゴミがどのように見えるか確かめましょう。