【倒立顕微鏡は工業分野でも活躍】

倒立顕微鏡は、医学・生物の分野だけではなく工業分野でも使われており、活躍の場としては金属材料の研究・検査などがあげられます。

金属を観察するためには、いきなり試料を顕微鏡で見るのではなく、事前の研磨などが必要になります。

これは、金属の観察面を水平にしておかないと、焦点の合う範囲が狭くなるためです。

しかし、倒立顕微鏡ならば、研磨された面をステージに接するように置くだけで、観察面を水平にするということができます。