【観察法と異物の種類】

顕微鏡を使って異物を発見するためには、「どのような媒質に、どのような異物が混入した可能性があるのか」を踏まえて、適切な観察法を選ぶことが大事です。

明視野観察法は、透明な異物の中に不透明な異物や、色がついている異物が混入している場合には、発見しやすいです。

また、標本に加工をせずにそのまま拡大像を見ることができます。

しかし、可視光線を利用しての観察ですので、顕微鏡の分解能を下回るような微小な異物は見えづらいです。