2014年1月27日 / 最終更新日 : 2014年1月27日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【析出固定とは?】 析出固定とは、種々のアルコール、酢酸、アセトンなどを用いて、標本に含まれるたんぱく質の溶解度を減少させるとともに、疏水結合を破壊することで標本を固定する方法です。 アルコールを用いることで、組織が収縮してしまうことがあり […]
2014年1月24日 / 最終更新日 : 2014年1月24日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【架橋固定に使われる薬品とは?】 架橋固定によく使われる薬品は「アルデヒド」に分類されるもので、ホルムアルデヒド(ホルマリン)は非常に有名です。 またホルムアルデヒドに比べて、より遠くにあるたんぱく質の間を架橋することができ、固定する力が強いのがグルタル […]
2014年1月23日 / 最終更新日 : 2014年1月23日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【架橋固定とは?】 生体標本を固定するためには、生体に含まれる酵素がそれ以上働かないようにして、腐敗などの変化を抑える必要があります。 また、ゲルやゾルの状態にある物質を、固体にすることで、組織の形が変わらないようにすることができます。 こ […]
2014年1月22日 / 最終更新日 : 2014年1月22日 iwasawa マイクロスコープ情報 【病理検査と標本作り】 顕微鏡・マイクロスコープが活躍する場として「病院で行われる検査」が想像しやすいでしょう。 病院での検査に時間がかかる理由は「採取した組織を観察できる状態にするための処理に時間がかかるから」という点があります。 私たちの体 […]
2014年1月21日 / 最終更新日 : 2014年1月21日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【標本の固定とは?】 生物の細胞や組織を顕微鏡で観察したい場合、注意しなければならないのが「時間の経過とともに、標本が変質(腐敗など)する」ということです。 このような変化をできるだけ防ぐための処理を「標本の固定」と呼びます。 固定には、ホル […]
2014年1月20日 / 最終更新日 : 2014年1月20日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【in vitro染色とin vivo染色】 in vitro染色(in vitroは「ガラスの中」の意)とは、生きていない細胞・組織などを染色することを指し、in vivo染色(in vivoは「生体内」の意)は生きている組織を染色することをあらわします。 染色に […]
2014年1月17日 / 最終更新日 : 2014年1月17日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【染色を行うメリット】 染色に用いられる方法は多数あり、様々な染料が用いられます。 たとえば、特定の疾患にかかった細胞や組織には、変化が生じることがあり、染料の中には変化を起こした細胞のみ染色できるという性質をもつものもありますし、特定の性質を […]
2014年1月15日 / 最終更新日 : 2014年1月15日 iwasawa マイクロスコープ情報 【Cマウント、CSマウントとは?】 マイクロスコープには、レンズとカメラ本体を接続する機構があり、これは「レンズマウント」と呼ばれています。 マイクロスコープのレンズマウントには「Cマウント」と呼ばれるものがあり、Cマウントはスクリューマウント(ネジを使っ […]
2014年1月14日 / 最終更新日 : 2014年1月14日 iwasawa マイクロスコープ情報 【接写リング】 カメラとレンズの間に「拙者リング」を装着すると、対象物により接近して観察することができるようになるとともに、像を拡大することも可能です。 接写リングはレンズではないので、レンズを改めて購入する場合に比べると、コストを安価 […]
2014年1月10日 / 最終更新日 : 2014年1月10日 iwasawa マイクロスコープ情報 【顕微鏡歯科治療と費用】 マイクロスコープを用いた歯科治療は、2つの意味で「費用が掛かる」とも言えます。 一つは「細かい部分まで映し出されるため、治療しなければならない部位が増える」ということ、そしてもう一つは「健康保険が使えない治療を、選択しな […]