ダイヤモンドは美しい宝石という側面もありますが、いっぽうで「最も硬い物質」として、科学・産業など様々な場面で活用されています。 顕微鏡で試料を観察しやすくするためにつかうミクロトームという器具には、ダイヤモンドナイフが使 […]

昨今は、宝石・貴金属の「押買」が社会問題となっていますが、特にダイヤモンドの品質をチェックするには、照明の種類を選ばなければならないため、一般家庭の玄関先ではとても正確な鑑定ができません。 たとえば、顕微鏡の照明にも使わ […]

宝石鑑定士の方は、目の前にある宝石が「どういう種類のものか？」をまず判断し、その後「その種類の宝石の中でどのような質のものか？」を見分けることになります。 「鑑別書」には、宝石の状態が書かれているのですが、「鑑定書」には […]

従来の電子顕微鏡は、カラー表示ができないことが当たり前でしたが、九州産業大の磯部教授らは、光学顕微鏡と電子顕微鏡で撮影した画像を組み合わせることで、カラー画像として表示することを実現しました。 この技術を、2018年まで […]

電子顕微鏡は電子線を試料に照射して観察しますが、電子線そのものを、人間の目で見ることはできません。 私たちは紫外線について知っていますが、人間の目にとっては波長が短すぎるため、紫外線を目で捉えることができません。 電子線 […]

蛍光観察を行うために、蛍光色素を用いて染色が行われます。 特定の蛍光色素に染まりやすい組織、染まりにくい組織が存在することを利用して、異なる色素を用いて染め分ける「多重染色」という方法が行われることもあります。 蛍光色素 […]

九州産業大学工学部の磯部信一郎教授らは、2003年には、電子線の照射によっても変質しない蛍光色素を開発していました。 日本では、アメリカ製の蛍光色素が多く使われている現状があり、カラー蛍光電子顕微鏡の開発に併せて、国産の […]

九州産業大の礒部信一郎・工学部教授らは、カラー蛍光電子顕微鏡の開発に取り組むと発表しました。 これまで、電子顕微鏡がモノクロ画像しか表示できなかったのは、電子顕微鏡がモノクロ表示しかできないということ、そして、生体染色に […]

ゲルト・ビーニッヒ氏（西ドイツ）、ハインリッヒ・ローラー氏（スイス）は走査型トンネル電子顕微鏡の設計を行った実績により、1986年にノーベル物理学賞を受賞しています。 実は彼らの装置が完成したときには、その性能を認めない […]

現在、ナノテクノロジーの分野で大いに貢献している様々な顕微鏡を開発した人の中に、ノーベル物理学賞を受賞した人がいます。 たとえば、位相差顕微鏡を発明したフリッツ・ゼルニケ（オランダ）は、1953年に受賞しており、彼の発明 […]